nikkitan’s blog

日記を書くから、nikkitanですよー(*´・ω・`)b

女に生まれていたのに、すみません。。


女装して分かる痴漢の真実 - 小汚いオカマ日記

 
こういう記事を読むと、「なんか……すみません」って、つい考えちゃいます。
※以下、元記事にほとんど関係ないです。はてブのリンクで飛んできた方は申し訳ありません
 
 
今まで、女として最低限の装い(清潔にはしてた)しかしたことがなく、お肌とかも、ほとんどケアなんかせず、ほったらかし。
 
なのに、ゴツいとか言う単語からは程遠い体型で、背は低く、肌の色は白いし、デブなので、白のゴムまり様ではあり、男の人と見間違えられたことは皆無です。
女扱いされたこともないですけど。
 
 
そんな私がいろいろあって、40を前に人生(生き方?)を見直し、髪を伸ばしたり、パーマかけたりしてみたところ……会社のおじさんたちからはそこそこ好評。
面と向かって言ってくるのがおじさんなだけで、一般的にも、たぶん好評。
「なんだ、こんな簡単なことで、世間は私を女だと認識するのか……」という感じでした。
 
 
なぜ生き方を見直したかは、別の場に譲るとして、それまでは、なんか「女」だと思われたくなかったんですよね。
「男」になりたかったのでもなく、ただ、「人間」でありたかったというか。
 
でも、特に自分はLGBT的な傾向もなく、「女」であることは自然体で、性別がないものになろうとする方が、むしろ不自然だったんですよね……。
 
 
 
それで、冒頭の「すみません」なんですが、元記事の方に対してではなく(それはおこがましい気がする)、昔の自分と今の自分に対して、思うことだったりします。
もうちょっと早く自分の不自然さに気づいていたら、今頃、子供の一人でもいたかもしれないし。
 
元記事の方は、「女装したい!」という自分の意思が明確で、ゴツい手の甲や痴漢に耐えながらも、やりたいことを、しっかりとやっている。
真っ直ぐな努力をなさっているのが、今の私には、大変羨ましく思います。
 
 
「自分探し」に全力注ぎ込む必要はないと思うのですが、「性自認」等の、結構アイデンティティ的に根幹部分にありそうな要素は、ちゃんと向き合った方が後悔が少ないんじゃないかな……というのが、40才に至っての感想です。。